postlude

ノイズと音楽の狭間

世界の事など

となると今一番語りたいのはやはり中東全般の問題です。
人質問題が解決して日本的には「良かった」で終わりそうですが相変わらずイラクでは戦争は続いているし、パレスチナには空から爆弾が落ちている状況。色々自分なりに考えてたりはして最近ふと思ったのですが「正解はどちらかの2択ではない」正義の使者と悪魔が戦っているのではなく、同じ人間が戦っている状況なのだから当たり前ではあるが、その事をどれだけの人が解かっているのか?人質問題にしても「勇気ある若者がイラクに行き人道支援をしてきたのになぜお金の話ばかりをするのか?」という意見と「危険な地域だと解かって行ったのに国の税金を使って自己責任で帰ってこれないやつはいくな!」という意見。まぁ、単純に言えばこの2択になると思うのですが、私的には誰かに聞かれた時、どちらかの意見を持っていないといけないと、少し前まで思っていたんです。しかし、この問題に関しては自分の中でこちらが正しいと言えない、という曖昧な結論に達しました。
「なんと中途半端な・・・」と言われてもこれが私の意見です。
だって、普通はそうだと思うんですよ。(ここでいう普通とは財団法人普通協議会不認定)この状況では国として関与する事は不可能、そうなればNGOなどの活動家が支援しフリージャーナリストが世界に向けてイラクの戦場の悲惨さを伝えなければいけない。しかし、そこには自分の名誉やエゴというのも含まれている。どちらの事を考えるのも人間なのだと私は考えます。


っと色々考えてたりするんですが、のんきな人はのんきなのであって「そんな硬いこと別に考えてない」とおっしゃる人もいて。まぁそれはそれで日本が平和で、戦争やっている国なんて遠い国と考えているのであって、しかし政治と生活は絶対に切り離せないものであって、私自身は「絶対に死ぬまで人を殺したくない」と思っているのであって、しかし誰かが銃口を私に向けるのであれば確実にそいつを殺さないと私は生きれないわけで・・・。


結局自分にはどうにもできない問題かもしれないが、「自分の意見や考えはどのような問題でも持っている」それが一番大事なように思う。