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postlude

ノイズと音楽の狭間

プレイステーションとApple music

ここ最近CDを買う機会が極端に減ってきている。
相変わらずDJで使う曲はbeatportやJunoでダウンロードで購入するので
月に5,000円ぐらいで購入はしているのだがタワレコなどでCDを購入する
のがかなり面倒。タワレコに行ったとしてもCD1枚に3,000円出すという
ことのハードルがすごく高くなってしまっている。


それはもちろんapple musicとamazon musicにこと足りているという状況
が大きい。この二つのサービスで新譜や旧譜も含め色々な曲を聴けてかなり
満足している。


最近聞いているのでは・・・

モンロー・ウォーク 南佳孝 2010
https://www.youtube.com/watch?v=ULhD2fJfXl4www.youtube.com

吉田美奈子/午後の恋人
https://www.youtube.com/watch?v=ZUEeBMtH7z8www.youtube.com

From My Mind to Yours/Richie Hawtin
https://www.youtube.com/watch?v=fRET51LiDh4www.youtube.com

COLDFEETShpongleなんかも色々聞ける。昔ele-kingなどを読んで聞いて
みたかったけど聞けなかった曲なんかも、このサービスで漁ってほんとに色々
聞ける。


でも、便利になり過去の曲も新譜も聞け楽しい音楽ライフのはずなんだが音楽に
対する思い入れが少なくなっているのはなんなんだろう?


色々考えこの状況なにかに似ていると思っていたのですがふと気づいてしまった。


「そうだMODチップを付けてプレステで遊んでいた頃と一緒だ」


MODチップに関してはこちらに詳しく書いてました。
http://e-words.jp/w/MODチップ.html


かなり昔に取り締まりも無かった頃に友人が付けてくれるというので、このチップ
(PIC)をプレステに付けてCD-Rに書き込んだゲームで遊んでいた。

「これで色々なゲームを無料で遊べる」と思ったのはほんとにつかのま。


「楽しくない」


ゲームをやり出しても2〜30分ですぐ飽きて次のゲームをしていく。
これをひたすら繰り返して色々なゲームをするのだがあることに気づく。


「自分で買わないゲームはやらない」


それを気づいてからは結局MODチップは付いているが普通にゲームを買う日々に
戻っていった。周りの友人達も同じように気づいてゲームはみんな普通に買うよう
になっていった。


今に戻り・・・


そう、この固定料金でほぼ無限に音楽を楽しめる状況は昔プレステのCD-Rで焼いて
ゲームをやっていた状況によく似ている。


MODチップで遊んでいた状況は正直法律的にはグレーゾーンだったのだが、倫理的
にダメな状況で後ろめたさもあった。(今は法律が変わったので同じようなことを
すれば完全にブラックです)しかし、今回のapple musicで定額で金額を払い音楽を
楽しむ状況はなにも問題はない。


だから、このサービスを止める理由にならない。
なら「apple musicを止めて普通にCDを買う生活に戻れば良い」と単純な問題でもない。
こんな便利な色々な音楽が聞けるサービスは音楽好きにとってみればユートピアとも言える。


しかし、音楽に対する愛情が薄れているのは確かだ。
1曲1曲を大切に聴いていけば良いのだろうが無限とも言えるapple musicの対峙した時、
聞いたことの無い自分にかっちりはまる音を求めて検索ワードを打ち込み続ける。


まだこのサービスを使い続けるつもりではいるが便利というキーワードだけでサービスを
使い続けるというのは危険だとつくづく感じる。


お金をかけてでも旧式な生活を続けるというのこそほんとうの贅沢と言えるのかもしれない。







なんてことを今年の初め頃考えて書いたよう。
なんでもサービスとの距離なんて「必要」と思えばお金を払えばよく「いらない」と思ったら辞めれば
いいのだろうが、サービスという言葉の前に人は無力とも考える。