postlude

ノイズと音楽の狭間

常設もいい感じ!

本日は休日。
しかし、会議があったので会社に行ってました。
その後用事があったのでcommon cafeに行き用事を済ませ
電車で淀屋橋まで移動し(ケンさんニアミスかもね)
下にも書いてある国立国際美術館マルセル・デュシャンと20世紀美術
見てきました。
作品というよりもその思想がなんとも偉大な人です。
(もちろん作品あっての思想なんですが)
作品的には私は「階段を降りる裸体 NO.2」が一番好き。
「車輪」見れたし言う事無しです。


そうそう、音声案内確かにもう少しスマートにならんもんかなぁ〜と
確かに思いました。確か森ビルのイベントでipod使って音声案内した
とかニュースでやってたはず?ipodじゃなくてもいいから、音声流すだけで
あんなに大掛かりな装置はできればやめて欲しいっす(おじさまおばさまには
あの大きさが使いやすいかもしれんが・・・)
あと音声案内の方の声がなんともいいんです。微妙に最後「・・・ですね」みたい
な語尾がなにか想像させたり。「エロティック」なんて言葉を聞いた時は
「おぉう!」と一人美術館で興奮してたり(すいません)
という事でこれから行く方は音声案内必須って事で!!


あと妙に印象に残ったのは常設と特別展両方に作品があった工藤哲巳さんの作品。
ただ単純に仕事と関係がある電子部品(抵抗)が使われていたという事ではなく、
作品の中に私の大好きな「未来」を見た気がしたんです。
絶対にありえない世界。
人間の望む未来(ニューヨーク万博やドラえもんの世界)
その逆の人間の望まない未来を工藤さんの作品が描いている気がする。
でも、その望まない世界破滅的な未来を望んでいる自分を作品を見た事によって
意識してしまった。


後はなんでしょうなぁ〜ジョンケージが作った「マルセルについては何も言うまい」
があったり、planet eのピクチャー盤にもなっている「ロトレリーフ」があったり、
触発される要素はたくさん有ると思うので何か作りたいけど悶々としている人は
とりあえず行く事を薦めておきます。